work on」と「work for」は、どちらも work を使った表現ですが、英語では「何に取り組んでいるのか」「誰のために働いているのか」という視点がはっきり分かれます。この記事では、その違いを例文とともに整理します。


結論

結論から言うと、

  • work on:作業・課題・プロジェクトに「取り組む」
  • work for:人・会社・組織の「ために働く」

簡単に言うと、
work on=内容、work for=相手 です。


1. work on と work for の違い

まずは例文で違いを確認しましょう。

I’m working on a new project.
新しいプロジェクトに取り組んでいます。
I work for a software company.
私はソフトウェア会社で働いています。

①は「何をしているか」、②は「誰のために働いているか」を示しています。

  • work on:対象は作業・課題
  • work for:対象は人・組織

2. work on の意味と使い方

work on は「〜に取り組む」「〜を進めている」という意味で、
プロジェクト・課題・問題などに使われます。

例文:

She is working on her presentation.
彼女はプレゼン資料を作成しています。
We’re working on fixing the bug.
私たちはそのバグの修正に取り組んでいます。
He needs more time to work on the problem.
彼はその問題に取り組むため、もう少し時間が必要です。

ポイント:

  • 進行中の作業を表す
  • 改善・修正・開発と相性が良い
  • 短期・長期どちらにも使える

3. work for の意味と使い方

work for は「〜のために働く」「〜に雇われている」という意味です。
雇用関係や立場を表す際に使われます。

例文:

She works for a global company.
彼女はグローバル企業で働いています。
He works for his father.
彼は父親のために働いています。
This rule works for everyone.
このルールは全員に当てはまります。

※③のように、「役に立つ」「適用される」という意味でも使われます。

ポイント:

  • 雇用主・依頼主が対象
  • 人・組織が後ろに来る
  • 比喩的に「役に立つ」の意味もある

4. 似た英語表現

4-1. work at(勤務先の場所)

work at は「どこで働いているか(場所)」に焦点があります。

例文: She works at a hospital.
彼女は病院で働いています。

4-2. work with(一緒に働く)

work with は「誰と一緒に働くか」を表します。

例文: I work with a great team.
私は素晴らしいチームと働いています。

4-3. deal with(対処する)

deal with は work on と近く、問題への対応を表します。

例文: We need to deal with this issue quickly.
この問題に早急に対処する必要があります。

5. まとめ

表現 意味 焦点
work on 取り組む 作業・課題
work for 〜のために働く 人・組織

work on=何をしているか、work for=誰のために働くか。
この視点で使い分けると、文意が明確になります。