「used to」と「be used to」は形がよく似ていますが、英語では意味・時制・文構造が大きく異なります。この記事では、両者の違いを例文とともに整理します。
目次
結論
結論から言うと、
- used to + 動詞:過去にはそうだったが、今は違う
- be used to + 名詞 / 動名詞:今は慣れている状態
簡単に言うと、
used to=過去の習慣、be used to=現在の慣れ です。
1. used to / be used to の違い
まずは例文で違いを確認しましょう。
① I used to live in Osaka.
以前は大阪に住んでいました。(今は違う)
以前は大阪に住んでいました。(今は違う)
② I am used to living in Osaka.
大阪での生活に慣れています。(今の状態)
大阪での生活に慣れています。(今の状態)
①は「過去の事実」、②は「現在の慣れ」を表しています。
- used to:今はもうしていない
- be used to:今は問題なくできる
2. used to の意味と使い方
used to + 動詞 は、「以前はよくしていたが、今はしていない」ことを表します。
過去の習慣・状態を振り返るときに使われます。
例文:
① She used to play tennis every day.
彼女は以前、毎日テニスをしていました。
彼女は以前、毎日テニスをしていました。
② We used to be close friends.
私たちは以前は親しい友人でした。
私たちは以前は親しい友人でした。
③ He didn’t use to like coffee.
彼は以前コーヒーが好きではありませんでした。
彼は以前コーヒーが好きではありませんでした。
ポイント:
- 今はもう当てはまらない
- 動詞の原形が続く
- 否定・疑問では use to の形になる
3. be used to の意味と使い方
be used to は「〜に慣れている」という意味で、
現在の状態・適応を表します。
例文:
① I am used to waking up early.
早起きに慣れています。
早起きに慣れています。
② She is used to the cold weather.
彼女は寒い気候に慣れています。
彼女は寒い気候に慣れています。
③ They are used to working remotely.
彼らはリモートワークに慣れています。
彼らはリモートワークに慣れています。
ポイント:
- to は前置詞(後ろは名詞 or 動名詞)
- 現在・過去・未来すべての時制で使える
- 慣れ・適応を表す
4. 似た英語表現
4-1. get used to(慣れるようになる)
get used to は「慣れていく過程」を表します。
例文: I’m getting used to the new job.
新しい仕事に慣れてきています。
新しい仕事に慣れてきています。
4-2. be accustomed to(慣れている:ややフォーマル)
be accustomed to は be used to よりフォーマルな表現です。
例文: She is accustomed to working under pressure.
彼女はプレッシャーの中で働くことに慣れています。
彼女はプレッシャーの中で働くことに慣れています。
4-3. be familiar with(よく知っている)
be familiar with は「慣れている」というより「よく知っている」に近い表現です。
例文: I’m familiar with this system.
このシステムには詳しいです。
このシステムには詳しいです。
5. まとめ
| 表現 | 意味 | 時間軸 |
|---|---|---|
| used to + 動詞 | 以前はしていた | 過去のみ |
| be used to + 名詞 / 動名詞 | 慣れている | 現在中心 |
used to=過去、be used to=現在。
この時間軸の違いを意識すると、混同しなくなります。