「finish」と「end」はどちらも「終わる・終える」と訳されますが、英語では主体が行為を完了させるのか、それとも物事が自然に終わるのかという点で使い分けられます。この記事では、その違いを例文とともに整理します。
目次
結論
結論から言うと、
- finish:人が作業・行動を「最後までやり切る」
- end:出来事・状態が「終わる/終わらせる」
簡単に言うと、
finish=作業の完了、end=出来事の終了 です。
1. finish と end の違い
まずは例文で違いを見てみましょう。
① I finished my homework.
宿題を終えました。
宿題を終えました。
② The meeting ended at 6 p.m.
会議は6時に終わりました。
会議は6時に終わりました。
①は「自分が宿題をやり切った」という行為の完了、
②は「会議という出来事が終わった」という事実を述べています。
- finish:主体が行動を完了する
- end:出来事・状態が終わる
2. finish の意味と使い方
finish は「やるべきことを最後まで終える」という意味で、
タスク・作業・宿題・食事などに広く使われます。
例文:
① She finished reading the book.
彼女はその本を読み終えました。
彼女はその本を読み終えました。
② Please finish your lunch.
昼食を食べ終えてください。
昼食を食べ終えてください。
③ He hasn’t finished the report yet.
彼はまだレポートを終えていません。
彼はまだレポートを終えていません。
ポイント:
- 人が主体になることが多い
- 「途中 → 完了」のニュアンス
- 後ろには名詞や動名詞が来る
3. end の意味と使い方
end は「終わる」「終わらせる」という意味で、
イベント・期間・関係・物語など、より広い対象に使われます。
例文:
① The movie ended happily.
その映画はハッピーエンドでした。
その映画はハッピーエンドでした。
② The class ends at noon.
授業は正午に終わります。
授業は正午に終わります。
③ They decided to end the project.
彼らはそのプロジェクトを終了することにしました。
彼らはそのプロジェクトを終了することにしました。
ポイント:
- 自然に終わる出来事にも使える
- 期間・物語・関係性に使われやすい
- finish より抽象的
4. 似た英語表現
4-1. complete(完全に終える)
complete は finish よりも「完全性」に焦点を当てた表現です。
例文: He completed the course last month.
彼は先月そのコースを修了しました。
彼は先月そのコースを修了しました。
4-2. conclude(締めくくる)
conclude は会議・議論・スピーチなどを「正式に締めくくる」際に使われます。
例文: The meeting concluded with a short speech.
会議は短いスピーチで締めくくられました。
会議は短いスピーチで締めくくられました。
4-3. be over(終わっている状態)
be over はカジュアルに「もう終わっている」ことを表します。
例文: The game is over.
試合はもう終わっています。
試合はもう終わっています。
5. まとめ
| 表現 | 意味 | 使われる対象 |
|---|---|---|
| finish | 最後までやり切る | 作業・行動・タスク |
| end | 終わる/終わらせる | 出来事・期間・物語 |
finish=人が完了させる、end=物事が終わる。
この視点で使い分けると、自然な英語になります。