booking / reservation の違い|英語の「予約」は行為と状態で分かれる

bookingreservation は、どちらも日本語では

「予約」

と訳されることが多く、英語学習者にとって違いが分かりにくい単語です。

実際、

ホテル、飛行機、レストラン

などの文脈では、両方を目にすることがあり、

「どちらを使っても同じでは?」

と感じる人も少なくありません。

しかし英語では、この2語は

“予約”という概念をどの角度から見ているか

が明確に異なります。

この記事では、

  • booking と reservation の根本的な違い
  • 「予約する行為」と「予約された状態」の分離
  • なぜ booking だけでは不自然になる場面があるのか
  • ネイティブが無意識に使い分けている視点

を軸に、感覚レベルで整理していきます。


結論:booking は「予約する行為」、reservation は「確保された枠」

まず結論です。

  • booking:予約する行為・手続きそのもの
  • reservation:すでに確保されている席・部屋・枠

英語では、

動作(process)
結果(state)

をはっきり分けて考えます。


1. booking の核イメージ|予約する「動き」

booking の中心にあるのは、

予約を入れるという行為・プロセス

です。

I’m booking a hotel for next week.
来週のためにホテルを予約しているところです。

ここでは、

まだ「確保された状態」よりも、

手続きを進めている最中

というニュアンスがあります。


2. booking が使われる典型的な場面

  • オンラインで予約操作をしているとき
  • 予約システム・手続きの話
  • 旅行・交通機関の文脈
You can make a booking online.
オンラインで予約できます。

ここで重要なのは、

「予約するという行為」に焦点が当たっている

点です。


3. booking は完了前・途中でも使える

booking は、

まだ完了していない段階

でも使えるのが特徴です。

I’m in the middle of booking my flight.
今、フライトの予約をしている途中です。

この文では、

席が確保されたかどうかは

まだ確定していません。


4. reservation の核イメージ|確保された「枠・状態」

reservation の中心にあるのは、

すでに確保されている席・部屋・枠

です。

I have a reservation under the name Smith.
スミスの名前で予約があります。

ここでは、

予約はすでに完了しており、

状態として存在している

ことが重要です。


5. reservation が使われる典型的な場面

  • レストラン・ホテルでの確認
  • 受付・カウンターでの会話
  • 「予約がある/ない」の判断
Do you have a reservation?
ご予約はありますか?

この質問は、

すでに枠が確保されているか

を聞いています。


6. booking と reservation の入れ替えで起きる違和感

× Do you have a booking?

この表現は、

文法的には可能ですが、

現場ではあまり自然ではありません

受付では、

行為ではなく

結果(予約の有無)

を確認したいからです。


7. ネイティブの感覚|動きか、結果か

ネイティブは無意識に考えています。

  • 今、予約している話 → booking
  • 予約が存在するか → reservation

この視点が、

自然な単語選択につながっています。


8. 日本語の「予約」が生むズレ

日本語では、

「予約する」「予約がある」

を同じ「予約」で処理します。

英語では、

動作と結果を分けて言語化する

ため、単語が分かれています。


9. 覚え方のコツ|動詞か、名詞かを意識する

迷ったときは、こう考えてください。

「今、何を話しているか?」

  • 予約する行為 → booking
  • 予約された状態 → reservation

この整理だけで、

ほとんどのケースは自然に判断できます。


10. まとめ|booking と reservation は視点が違う

booking と reservation の違いは、

単なる言い換えではありません。

英語が行為と結果をどう切り分けるか

という発想の違いです。

booking は動き。

reservation は状態。

この2つを意識できるようになると、

英語の「予約」は一気に整理されます。