leg と foot は、どちらも日本語では
「足」
と訳されるため、英語学習者が必ず一度は混乱する単語です。
日本語では、
- 太ももから足先まで → 足
- 歩くための部分 → 足
のように、かなり広い範囲を同じ言葉で表します。
一方、英語では
足は明確にパーツごとに分けて認識されている
という大きな違いがあります。
この記事では、
- leg と foot の物理的な境界
- なぜ英語ではこの2語を混同しないのか
- toe / ankle / knee との関係
- 日本語感覚のまま使うと起きる誤解
を軸に、「身体の捉え方」という視点から両者の違いを整理していきます。
結論:leg は「脚全体」、foot は「地面に接する部分」
まず結論です。
- leg:腰(または股関節)から足首までの脚
- foot:足首から下、地面に接する部分
英語では、
歩くための支柱が leg、接地する道具が foot
という感覚で分けられています。
1. leg の核イメージ|体を支え、動かす「脚」
leg は、
体重を支え、前に進むための脚全体
を指します。
彼は脚が長い。
この場合、
足先だけでなく、
太もも・膝・ふくらはぎを含めた全体
がイメージされています。
2. leg が使われる典型的な場面
- 脚の長さ・形
- 走る・歩くなどの動作
- 脚のケガ
彼女はスキー中に脚を骨折した。
骨折しているのは、
足先ではなく、
脚の構造そのもの
です。
3. foot の核イメージ|地面に触れる「足の裏側」
foot は、
体を支え、地面に接する部分
を指します。
一日中歩いて足が痛い。
ここで痛いのは、
脚全体ではなく、
足の裏や指、かかと
です。
4. foot が使われる典型的な場面
- 靴・靴下
- 足の裏・指
- 踏む・蹴る
足から靴を脱いでください。
shoes が関係する場合、
ほぼ確実に foot が使われます。
5. 境界はどこ?|ankle が分かれ目
leg と foot の境界は、
ankle(足首)
です。
- ankle より上 → leg
- ankle より下 → foot
英語では、
この境界が非常に明確です。
6. toe / knee / ankle との関係
| 部位 | 英語 |
|---|---|
| 太もも〜ふくらはぎ | leg |
| 膝 | knee |
| 足首 | ankle |
| 足先全体 | foot |
| 足の指 | toe |
日本語の「足」は、
英語では複数の単語に分解されます。
7. 日本語感覚で間違えやすい例
× My leg is small.(足が小さい)
この文は、
「脚が細い・短い」
という意味になります。
靴のサイズが小さい場合は、
足(足先)が小さい。
と表現します。
8. leg と foot の複数形の注意点
人間には脚が2本あり、
足先も2つあります。
そのため、
- two legs
- two feet(foot の複数形)
となります。
foot → feet という変化も、
混乱しやすいポイントです。
9. ネイティブの身体感覚
ネイティブは無意識に、
- leg = 動かす・支える
- foot = 触れる・踏む
という役割で体を捉えています。
そのため、
使い分けに迷うことがありません。
10. まとめ|英語では「足」は一つではない
leg と foot の違いは、
単語の暗記ではなく、
身体の切り分け方の違い
です。
英語では、
体は役割ごとに明確に分けて認識されます。
この感覚を持つことで、
身体表現に関する英語は一気に自然になります。