feature という単語は、多くの学習者にとって
「特徴」「機能」
という意味でおなじみです。
スマートフォンの新機能、サービスの特長、商品の売り文句など、
比較的カタログ的・説明的な場面で使われる単語として覚えている人も多いでしょう。
しかし実際の英語での feature は、
単に「性質を説明する言葉」ではありません。
ネイティブは feature を使って、
- 数ある要素の中から「前に出すもの」を選ぶ
- 注目点・売り・見せ場を提示する
- 話の焦点を意図的にコントロールする
という、かなり能動的なコミュニケーションを行っています。
この記事では、
- feature の核となるイメージ
- 名詞・動詞それぞれの使い方
- characteristic / function / highlight との違い
- なぜ英語では feature が好まれるのか
を軸に、feature を一語で深く理解していきます。
結論:feature は「注目させるために前に出された要素」
最初に結論から述べます。
feature の本質は「数ある要素の中から、意図的に前面に出されたポイント」
です。
それは、
- 元々その物が持っている性質である場合もあれば
- 使い手・話し手が「売り」として選び取った場合もあります
feature は、
客観的な属性 と 主観的な強調
が重なったところに生まれる言葉です。
1. feature の語源が示すイメージ
feature はラテン語の
factura(形づくられたもの・姿)
に由来します。
ここには、
目に見える形・表に出た部分
という感覚があります。
つまり feature は、
内側に埋もれている性質ではなく、外から認識できるポイント
を指します。
2. 名詞としての feature:特徴・特長
このアプリの主な特長の一つは、そのシンプルさです。
ここでの feature は、
単なる性質ではなく、
他と比べて際立っている点
です。
このカメラには多くの便利な機能があります。
機能(functions)と訳されることもありますが、
「全部の機能」ではなく、
売りとして数えられる機能
という感覚が含まれています。
3. feature と characteristic の違い
characteristic は、
その物を成り立たせている性質そのもの
を指します。
| 単語 | ニュアンス |
|---|---|
| characteristic | 本質的・内在的な性質 |
| feature | 前に出され、注目される性質 |
feature は、
見せ方・伝え方
と密接に関わります。
4. feature と function の違い
function は、
役割・働き
に焦点があります。
feature は、
「それがあることで何が良いのか」
に焦点があります。
タイマーは基本機能だが、スマートなスケジューリングは重要な特長だ。
5. 動詞としての feature:〜を目玉として扱う
feature は動詞としても非常によく使われます。
その映画には有名俳優が出演している。
ここでの feature は、
単なる「出る」ではありません。
注目ポイントとして前に出されている
という意味です。
6. feature と include の違い
include は、
含まれている事実
を述べるだけです。
feature は、
それを売りとして見せている
というニュアンスを持ちます。
そのプランには朝食が含まれている。
そのプランの目玉は豪華な朝食だ。
7. feature がニュース・広告で多用される理由
ニュースや広告では、
何に注目すべきか
を明確にする必要があります。
feature は、
その「焦点」を一語で示せる便利な単語です。
8. 学習者が feature を誤解しやすい理由
日本語の「特徴」は、
比較的静的な言葉です。
英語の feature は、
選ばれ、前に出される動き
を含みます。
この動きが理解できると、
英語らしい表現になります。
9. ネイティブが feature を使う思考
ネイティブは、
物事を
「どう見せるか」「どこを強調するか」
という視点で話します。
feature は、
その思考をそのまま言語化した単語です。
10. まとめ|feature は「前に出すためのラベル」
feature は、
単なる「特徴」ではありません。
数ある要素の中から、注目点として前に出されたもの
です。
この感覚を理解すると、
英語での説明やプレゼンが、
一気に説得力を持つ
ようになります。
feature は、
英語が「伝える構造」をどう作るかを示す、非常に重要な単語なのです。