「think of」と「think about」はいずれも「考える」と訳されますが、英語では考えが「瞬間的に浮かぶ」のか、それとも時間をかけて考えるのかという点で使い分けられます。この記事では、その違いを例文とともに整理します。
目次
結論
結論から言うと、
- think of:アイデア・印象が「頭に浮かぶ」
- think about:対象について「じっくり考える」
簡単に言うと、
think of=ひらめき、think about=熟考 です。
1. think of と think about の違い
まずは例文で違いを確認しましょう。
① What do you think of this idea?
このアイデアをどう思いますか?
このアイデアをどう思いますか?
② I’m thinking about changing jobs.
転職について考えています。
転職について考えています。
①は評価・第一印象を聞いています。
②は時間をかけて検討している状態です。
- think of:意見・印象・評価
- think about:検討・思案
2. think of の意味と使い方
think of は「思いつく」「〜についてどう思う」という意味で、
アイデア・評価・記憶などが対象になります。
例文:
① I can’t think of his name.
彼の名前が思い出せません。
彼の名前が思い出せません。
② She thought of a great plan.
彼女は素晴らしい計画を思いつきました。
彼女は素晴らしい計画を思いつきました。
③ What do you think of this movie?
この映画をどう思いますか?
この映画をどう思いますか?
ポイント:
- 瞬間的な思考・発想
- 意見・評価を聞くときに多用
- 「思い出す」の意味でも使われる
3. think about の意味と使い方
think about は「〜について考える」という意味で、
時間をかけて検討・熟考するニュアンスがあります。
例文:
① I’m thinking about the future.
将来について考えています。
将来について考えています。
② She thought about his proposal carefully.
彼の提案を慎重に検討しました。
彼の提案を慎重に検討しました。
③ Think about what you want to say.
何を言いたいのかよく考えてください。
何を言いたいのかよく考えてください。
ポイント:
- 継続的・意識的な思考
- 判断・計画・検討と相性が良い
- プロセスに焦点がある
4. 似た英語表現
4-1. consider(検討する)
consider は think about よりも、判断に近い表現です。
例文: We’re considering a new plan.
新しい計画を検討しています。
新しい計画を検討しています。
4-2. come up with(思いつく)
come up with は think of に近く、アイデア創出を表します。
例文: She came up with a good idea.
彼女は良いアイデアを思いつきました。
彼女は良いアイデアを思いつきました。
4-3. reflect on(振り返って考える)
reflect on は過去を振り返る思考を表します。
例文: He reflected on his mistakes.
彼は自分の失敗を振り返りました。
彼は自分の失敗を振り返りました。
5. まとめ
| 表現 | 意味 | 思考の性質 |
|---|---|---|
| think of | 思いつく・どう思うか | 瞬間的 |
| think about | 〜について考える | 継続的 |
think of=浮かぶ、think about=考え続ける。
この違いを意識すると、表現が自然になります。