「refuse」と「reject」はいずれも「断る」と訳されますが、英語では断る対象と判断の強さ・客観性に違いがあります。この記事では、その使い分けを例文とともに整理します。
目次
結論
結論から言うと、
- refuse:個人の意思で「申し出・依頼を断る」
- reject:基準や判断に基づき「不適切として退ける」
簡単に言うと、
refuse=個人的に断る、reject=評価して却下する です。
1. refuse と reject の違い
まずは例文で違いを確認しましょう。
① He refused the offer.
彼はその申し出を断りました。
彼はその申し出を断りました。
② The company rejected his proposal.
会社は彼の提案を却下しました。
会社は彼の提案を却下しました。
①は個人の判断、②は組織や基準に基づく判断です。
- refuse:主観的・個人的
- reject:客観的・制度的
2. refuse の意味と使い方
refuse は「〜するのを拒む」「応じない」という意味で、
依頼・提案・命令などを断る場面で使われます。
例文:
① She refused to answer the question.
彼女は質問に答えるのを拒みました。
彼女は質問に答えるのを拒みました。
② I refused his invitation politely.
私は彼の招待を丁寧に断りました。
私は彼の招待を丁寧に断りました。
③ He refused to give up.
彼は諦めることを拒みました。
彼は諦めることを拒みました。
ポイント:
- 人の意思・態度を表す
- to 不定詞がよく続く
- 感情や強い意志を含むことが多い
3. reject の意味と使い方
reject は「不適切・不要として退ける」という意味で、
評価・審査・選考などの文脈で使われます。
例文:
① His application was rejected.
彼の応募は却下されました。
彼の応募は却下されました。
② The editor rejected the article.
編集者はその記事を不採用にしました。
編集者はその記事を不採用にしました。
③ She rejected the idea as unrealistic.
彼女はその考えを非現実的だとして退けました。
彼女はその考えを非現実的だとして退けました。
ポイント:
- 基準・評価が前提
- 感情より判断に焦点
- 受動態でよく使われる
4. 似た英語表現
4-1. decline(丁寧に断る)
decline は refuse よりも丁寧でフォーマルな表現です。
例文: She declined the invitation.
彼女は招待を丁寧に辞退しました。
彼女は招待を丁寧に辞退しました。
4-2. turn down(断る:口語)
turn down は日常会話でよく使われるカジュアルな表現です。
例文: He turned down the job offer.
彼はその内定を断りました。
彼はその内定を断りました。
4-3. dismiss(取り合わない)
dismiss は意見・訴えなどを重要でないとして退ける意味です。
例文: The claim was dismissed as groundless.
その主張は根拠がないとして退けられました。
その主張は根拠がないとして退けられました。
5. まとめ
| 表現 | 意味 | 判断の性質 |
|---|---|---|
| refuse | 断る・拒む | 主観的・個人 |
| reject | 却下する | 客観的・評価的 |
refuse=自分の意思で断る、reject=基準で退ける。
この違いを押さえると、文脈に合った表現が選べます。